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軽自動車という文化

第5回メインテーマ 軽自動車という文化

第3回で触れた、「東京スター銀行のATM手数料」は、三菱東京UFJの圧力に屈することになってしまうようです。
さらには20日「KDDIが、来年から固定と携帯電話の利用者に全額(1回線あたり月7円)を転嫁する方針を示した。」というニュースで初めて知ったのですが、NTTの固定電話の赤字(05年度分、約153億円)は、国民が負担しろ!ということが、決まっているらしいですね。

大企業は、やりたい放題です。

こんな一般消費者無視の業界にならないように、クルマ業界は中小・零細企業が力を合わせましょう。


さて、今回から連載物をやりたいと思います。それは軽自動車の特集です。
「チーム・マイナス6%」でも、
「環境の為に今の生活をガラッと変えましょう。」と言っても簡単にはいきません。そうではなく一人一人がちょっとしたできることを実践し、みんなで取り組んでいこう。
とあります。

車に乗るのを止めましょうとか、車を所有するのを止めましょうというのは、難しいので、なかなかプロジェクトにならない。ということです。(カーシェアリング、平日無制限レンタカーなど、新しい事業は出てきていますので、そのうちやります。)


そこで、ちょっとした「適当な妥協点」ということで、軽自動車をおすすめしたいのです。

車は、基本的に軽い方が燃費は良くなります。
ただ、軽くすると、「乗り心地が安っぽくなる」、「エンジンを大きく出来ない」、「走りに不満が出る」、などが出てきてしまいます。

それが、軽自動車だと「軽だから。」と妥協が出来るのです。
また、モデルサイクルが長くても、装備が安っぽくても、「軽だから。」と妥協が出来るのです。

この妥協が、環境にいいんです。

本当は、お買物やお迎えの時に車で行かずに、「歩こう。」と妥協するとか、
「実際車に乗っているのは、月に15時間もないのだから、車を持つのを止めよう。」と妥協する方が、断然環境にいいのですが・・・。


今日の軽自動車市場のスタートは、76年に排気量が550ccになり、アルト、ミラという現在も名前が残っている車達が登場した頃と言ってもいいでしょう。
それまでなかなか増えなかった軽自動車の保有台数が、76年の550万台から順調に伸びて、現在2300万台が日本で走っています。

100世帯当たり普及台数も、77年には100世帯に15.9台でしたが、660ccになった90年には34.8台、06年には45.8台になってきました。

ここまで普及してきたきっかけとして、98年(8年前)の幅8cm、長さ10cmの拡大、
そして、00年(6年前)の最高速度80キロ制限撤廃は外せないでしょう。

幅の拡大は「安全性の確保に当てる為」ということだったのですが、これによって安全性はもちろん、居住性や、乗り心地が確実に上がりました。

さらに、80キロ制限が撤廃されてから登場した車は、明らかにトルク特性や乗り心地、静粛性が高速走行用にセッティングされていますので、長距離走行もこなせるようになりました。

このような歴史を辿ってきた今の軽自動車は、妥協なしでファーストカーとして検討される方も増えているようです。


また、車重が800キロ前後の軽自動車は、それだけ使われている部品や鉄板が少ないということですから、同じ1台でも環境にやさしいです。(ちなみにリッターカーは1t前後、2L以上の車だと倍以上の車重になります。)

さらに、軽自動車は部品が安いので、「交換して乗ろう。」と思えるのも環境にいいところ。
「オートマの載せ替えが30万円です。」と言われると買い換えを考えてしまいますが、「7万円です。」と言われるとそのまま乗る人も多いです。
もともと「安い車を買ったのだから」と、多少ガタがきても妥協できますし。

ということで、環境にやさしい車業界を提案している「チーム・車屋マイナス50%」では、軽自動車のシェア拡大を提案していきたいと思います。
そこで、軽自動車の連載をしていきます。
次回は、現在好調な軽自動車販売の流れを止めようという動きがあるという話です。
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