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軽自動車売れ筋編

第8回メインテーマ 軽自動車売れ筋編

まずは、第6回で書いた大阪トヨタの事件ですが、10日ついに4名の逮捕者が出ました。が、会社ぐるみということは明らかですし、プール金の存在も指摘されていますから、裏金、脱税、横領などきっちりと余罪を追及してもらいたいものです。

それにしても、「あ〜あ、かわいそうに。あんなのどこのディーラーでもやっているのにね。」という言葉をどれだけ聞いたことか。
逆に考えれば、内部告発から始まったこの事件は、トヨタのまともさの表れと言えるのかもしれません。

徐々に報道も表に出てきましたし、今後の動きに注目です。


さて、自動車と電気代についての数字について注目!!
「電気?ガソリンじゃなくて?」と思われるかもしれません。実は、自動車の製造段階(部品製造や組み立て)で、何と180億kw時の電力を消費しているのです。
さらに道路も大量の電気を消費しています。信号や照明、そして建設時など60億kw時にもなるのです。(全国津々浦々に道はありますからね。)

数字が大きすぎてピンと来ないと思いますが、ちなみに電気で真っ先に思いつく鉄道は、電車の動力から駅の運営まで含んでも155億kw時です。

それだけ製造段階ですでに環境によくないのが『自動車』ですから、何度も書いているように所有しないのが一番環境にいいのです。
ただ、日本の基幹産業であることも含め、「さあ車を買うのを止めましょう。」というのは難しいので、どこで妥協するかということで、チーム・車屋マイナス50%では軽をプッシュしています。

小さいということは、製造時の資源消費も少ないということですから。

さて、その軽自動車ですが、今の売れ筋はなんと言ってもトール系です。
90年ミツビシミニカに背高モデルのトッポが登場。
けっこう売れたからか、93年9月スズキがワゴンRを発売します。
なぜワゴンRの方がこのクラスの創造者と言われるかというと、トッポはキャビン部分の外装をのっぽにしただけだったのに対し、ワゴンRは座面を上げることで足元の余裕と、乗り降りのしやすさや、目線が上がることでの視認性や開放感の向上、荷室の使い勝手の向上など、それまでの軽自動車のマイナス部分をことごとくカバーしてくれる車になっていたからです。
そして、みなさまご存知のようにバカ売れ。
2年後にはダイハツ ムーヴ、97年にはホンダ ライフ、98年にはスバル プレオと続々とトール系が登場し軽市場のメインカテゴリとなりました。

売れるとお金をかけられるのですね。現在は、開発のメインがトール系になり、それを流用する形でスタンダード系のアルトやミラが作られています。

あ、逆の所がありました。スバルです。
ここはR1・R2(03年12月登場)というスタンダード系をベースに、06年6月からステラというトール系を販売しています。
全部ステラに持っていかれるみたいで、R1・R2も販売台数がそれまでの半分になってしまっています。

やはりトール系は強いですね。

今後の課題としては、まだユーザーの70%が女性だということでしょう。
「男が軽ってどうですか?」とか、「女性の方、軽でデートってどう思われますか」なんて質問が寄せられる地点で、まだまだなんだなぁと思ってしまいます。

ということで次回は「メンズに乗って欲しい軽」です。
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