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カーシェアリング (車を持たないという選択)

第11回メインテーマ カーシェアリング (車を持たないという選択)

前回は「車を持たずに済ませませんか?」ということでレンタカーについて書きましたが、今回はカーシェアリング=自動車共有システム について書いてみます。

カーシェアリングとは、1台の自動車を複数の会員が共同で利用するというシステムです。
車はステーションと呼ばれる場所に止めてあり、利用者は必要な時にその自動車を借りて乗り、ステーションに返す。
料金はその利用した時間分を月ごとまとめて支払う。という、会員制レンタカーのようなものです。

このしくみは90年ごろスイスの学生の間で始まり、現在ではスイス、ドイツ、アメリカで各会員数が7万人になっています。
ヨーロッパでは公共交通との連携サービスも始まっています。
日本では02年から法的に可能になったのですが、まだ会員数は1700人ほど。

レンタカーとの違いは、一言でいうと短時間利用を前提にシステムが作られているということです。
なので、普通の駐車場が無人のステーションになっていることが多く、気楽に使え、保険・ガソリン代など全て利用料金に含まれるシステムが多いです。
概算で、週4回1時間ずつの使用までならカーシェアリングがお得に、
それ以上の長時間利用はレンタカーがお得に、
週8時間を越える利用なら購入するのがお得になります。

そして、カーシェアリング、レンタカーという『車を持たない選択』にはそれだけではない効果があります。

まずは地球上に存在する車の減少。簡単に、例えば10人が10台持つことになる車が1台になれば、9台分(=年間18t)のCO2削減になります。

さらに、1台をシェアするので前回にも書いた『稼働率が低い耐久消費財』の稼働率を上げることが出来るので、製造コストを無駄なく使うことになるわけです。

さらに、カーシェアリングにおいては、車を財産として所有するのではなく経費としてとらえるようになります。
つまり、毎回乗る都度いくら支払うかを認識するので、「これだけ払うのならば徒歩で、自転車であるいは公共交通機関で」
とコスト比較意識が自然と働き、過剰な自動車の利用を抑制するはたらきがあるといわれています。
米国では半数の人が、車の利用頻度が減ったと報告しています。またスイスのグループの事例では、参加者全員、走行量が半減したといいます。
確かに、車が家にあるとついつい乗ってしまいますもんね。

どうですか?車を買う前に一度検討されてみては?
国も、環境の為に買い替えを促進するなどという訳の分からない税制を止めて、こういうシステムを優遇促進するようにしたらいかがですか?


カーシェアリング普及推進協議会

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