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メンズに乗って欲しい軽

第9回メインテーマ メンズに乗って欲しい軽

先日、東京に向かう電車からディズニーランドを見ながらふと考えた。
「ディズニーランドって一日数万人という人が過ごしていて、何百人というスタッフが仕事をしていて、一体どれくらいのCO2を排出しているのだろう?
周辺のホテルなどの施設やバス、資材搬入のトラックは一日何百台?
立体駐車場を建設しているが、マイカーでどれくらいの人がCO2を排出しながら来たのだろう?」などなど、
調べようかと思ったのですが、止めました。

なぜなら、いつも言っているように、LOHASは「原始的な暮らしに戻しましょう。」ではないから。
「ディズニーランドという夢空間をなくしましょう。」ではないのです。(現実的にもムリだし。)

そうではなくて、その夢空間は維持しつつ(そのためにはお客様にどんどん来て頂かなくてはいけないから、新しいアトラクションとかはどんどん作りつつ)、
少しでもごみを減らすとか、トレイを紙ではなくてプラスチックでもなくて陶器にするとか、
がLOHASであり、チーム・マイナス6%なのだ。

(でも、すごい資源消費、CO2排出量だろうな。誰か数字出してメールください。)

さて、本題「メンズに乗って欲しい軽自動車」です。
まだまだ軽=女性というイメージが強い軽自動車なので、「男が軽ってどうなんですか?」的な質問、発言をよく耳にするのが現状です。
正直、作って売る側のメーカーもターゲットを女性に設定していることがほとんどでしたし。

ただ、最近はメーカーも客層を増やそうと、男性を視野に入れた開発・広告をしているので、これから男性ユーザーも増えてくるでしょう。

「クルマはステイタスではない。所有物。」という時代ですし。

そこで、現在新車販売されている軽の中で、メンズに乗って欲しい軽をいくつかピックアップしてみます。

まずは、06年3月から発売されているホンダ ゼスト
ベースは女性に大人気の「ライフ」なので、ゼストはファミリーというかメンズ向けの商品にしたいのだと思われます。
ベンチシート、インパネシフトでフロントシートも広々ですし、シートの座り心地も特筆もの。
ホンダお得意の低床プラットフォームの恩恵で、リアシートをダイブダウンすると驚きの荷室が出現します。
また走りはライフでも定評があったので、期待通り。街乗りメインならNAで十分です。
でもターボの燃費がいいので迷いどころ。
ワゴンRやムーヴに直接対抗出来るクルマが実はなかったホンダが、ライバル研究をしっかりして出してきた、質実剛健クルマです。

そして、スバル R1・R2。
03年12月発売のR2を3ドアにストレッチしたのがR1で、04年12月に発売されています。
スバルの軽は、メーカーとしてはそれほど儲からない。と思います。
だって、どう見ても兄弟車なのに、この2台の部品共有率はたったの60%だったり、足回りは軽自動車唯一の4輪独立懸架式サスペンション、最近の軽には希少になった4気筒エンジン、などなど採算を考える軽自動車メーカーなら絶対に採用しない高コスト品を惜しげもなく導入しているのです。
なので、これまた高コスト品導入の先代モデル「ヴィヴィオ」がいまだにマニアの間では人気なのです。(もちろんメンズね。)
メンズは、そんなスバル車に乗ってみては。

いわずと知れた、本格オフロード4駆 スズキ ジムニー。
語りだすと論文になってしまうので、やめます。
「軽だからいい!軽いし、悪路走破性はNo.1じゃない?」と言われます。
4駆車がどんどん大型化する中で、「小型で丈夫」を貫いているジムニーは、世界に輸出されファンも多い。

そして、ダイハツ コペン。
オープン2座です。しかも、電動格納式ハードトップを採用した、とんでもない車です。
バブル期には、スズキ カプチーノやホンダ ビート(さっき名前が出た「ヴィヴィオ」にもタルガトップというオープンモデルがありました)などオープン2座がありましたが、儲からないのでなくなってしまいました。
そんな中、02年に登場したコペンはライバル不在の軽市場で、「ロードスター」などと購入検討されながら売れ続けています。
この価格設定では、売れてもダイハツは儲かっていないので、いつ「販売中止」というアナウンスが流れるかと心配していたのですが、とうとう4年経ちました。
ダイハツさんありがとう。
電動格納式ハードトップを採用したオープンカーがこの価格で手に入るのは軽という文化がある日本だけです。
ぜひ一生に一度はオープンカー!世界が変わりますよ。
メンズはMTで乗ってください。いい感じで走りますよ。


あと、ラパンSSや、ミラアヴィもMTでメンズに乗って欲しい車です。ちょっと足回りに手を加えるとキビキビ走ってくれます。

どうですか?「メンズが軽」というのも、いいイメージできませんか?

軽自動車売れ筋編

第8回メインテーマ 軽自動車売れ筋編

まずは、第6回で書いた大阪トヨタの事件ですが、10日ついに4名の逮捕者が出ました。が、会社ぐるみということは明らかですし、プール金の存在も指摘されていますから、裏金、脱税、横領などきっちりと余罪を追及してもらいたいものです。

それにしても、「あ〜あ、かわいそうに。あんなのどこのディーラーでもやっているのにね。」という言葉をどれだけ聞いたことか。
逆に考えれば、内部告発から始まったこの事件は、トヨタのまともさの表れと言えるのかもしれません。

徐々に報道も表に出てきましたし、今後の動きに注目です。


さて、自動車と電気代についての数字について注目!!
「電気?ガソリンじゃなくて?」と思われるかもしれません。実は、自動車の製造段階(部品製造や組み立て)で、何と180億kw時の電力を消費しているのです。
さらに道路も大量の電気を消費しています。信号や照明、そして建設時など60億kw時にもなるのです。(全国津々浦々に道はありますからね。)

数字が大きすぎてピンと来ないと思いますが、ちなみに電気で真っ先に思いつく鉄道は、電車の動力から駅の運営まで含んでも155億kw時です。

それだけ製造段階ですでに環境によくないのが『自動車』ですから、何度も書いているように所有しないのが一番環境にいいのです。
ただ、日本の基幹産業であることも含め、「さあ車を買うのを止めましょう。」というのは難しいので、どこで妥協するかということで、チーム・車屋マイナス50%では軽をプッシュしています。

小さいということは、製造時の資源消費も少ないということですから。

さて、その軽自動車ですが、今の売れ筋はなんと言ってもトール系です。
90年ミツビシミニカに背高モデルのトッポが登場。
けっこう売れたからか、93年9月スズキがワゴンRを発売します。
なぜワゴンRの方がこのクラスの創造者と言われるかというと、トッポはキャビン部分の外装をのっぽにしただけだったのに対し、ワゴンRは座面を上げることで足元の余裕と、乗り降りのしやすさや、目線が上がることでの視認性や開放感の向上、荷室の使い勝手の向上など、それまでの軽自動車のマイナス部分をことごとくカバーしてくれる車になっていたからです。
そして、みなさまご存知のようにバカ売れ。
2年後にはダイハツ ムーヴ、97年にはホンダ ライフ、98年にはスバル プレオと続々とトール系が登場し軽市場のメインカテゴリとなりました。

売れるとお金をかけられるのですね。現在は、開発のメインがトール系になり、それを流用する形でスタンダード系のアルトやミラが作られています。

あ、逆の所がありました。スバルです。
ここはR1・R2(03年12月登場)というスタンダード系をベースに、06年6月からステラというトール系を販売しています。
全部ステラに持っていかれるみたいで、R1・R2も販売台数がそれまでの半分になってしまっています。

やはりトール系は強いですね。

今後の課題としては、まだユーザーの70%が女性だということでしょう。
「男が軽ってどうですか?」とか、「女性の方、軽でデートってどう思われますか」なんて質問が寄せられる地点で、まだまだなんだなぁと思ってしまいます。

ということで次回は「メンズに乗って欲しい軽」です。

軽自動車のお得具合

第7回メインテーマ 軽自動車のお得具合

前回は自動車税の増税の予兆というお話でした。

今回は少し数字をあげて、軽自動車のお得具合をお話します。

軽自動車市場が絶好調な理由は、バブル崩壊後の格差社会によるところが大きいと言われています。
つまり「お金がかからない」から軽を選んでいる人が多いということ。
意外だったのは、購入の際に、リッターカーと悩む方はあまりいないということ。お得だから、軽!ということが浸透しているということでしょう。

でも、具体的にどれくらいお得なのか比べてみないと分からないですよね?
そこで、分かりやすいので1Lの車と比べてみます。
まず、購入時では車輌価格。これはあまり変わりません。100万円前後〜という感じ。
ですが税金、取得税が軽3%、5%と違います。
また自動車税は軽7200円に対し、1L以下29500円、〜1.5L 34500円
自賠責は1年あたり 13980 に対し、16540
重量税は1年あたり 4400円に対し、リッターカーならおそらく12600円
任意保険は車によって、入る保険によって変わりますが、 リッターカー1に対して、大体3/4程度
高速は大体2割引き
タイヤ代などのメンテナンスも大体3割引きです。

ということで、1Lの車と比べて年間6万円〜10万円はお得になるようです。
お財布にも、環境にもやさしい軽自動車をもっと選びませんか?特に都会の方。

そして浮いた分を、ちょっと高い環境にいいタイヤを選ぶとか、こまめにメンテナンスをしてあげて寿命を延ばしてあげることに使ってあげるとさらに環境にいいですね。

さて、昨日ダイハツムーヴがフルモデルチェンジになりました。室内は「もう限界でしょ?」というくらい広く、駆動系は高評価のソニカに載っているもの。大ヒット間違いなしです。
しかし、いまどき珍しくきっちり4年で出してきますね。
さすがトヨタ子会社とでも言いましょうか。

スズキとダイハツの軽No.1争いはどうでもいいので、スズキさんには、登録未使用車をどんどん作ってないで、車作りを頑張ってもらいたいですね。

ちなみに、少し前に発売になったEKワゴンは、先代とベースは同じなので、ビックマイナーチェンジって感じです。
でも、販売の4割がスライドドアなんですって。
(あれならポルテやプジョー1007のように、ドア1個にしたらいいのに、と思うのは私だけでしょうか?)
三菱は使っているベースが多すぎるので、統一していくらしいです。おそらくミッドシップのアイのベースに統一していくのでしょう。だから、EKのために新開発できなかったらしいです。
でも先代から、究極の足車として定評があったのでそこそこで売れるでしょうね。先代から、日産オッティと合わせたら、結構売れていますからね。

どちらも、ダウンサイジングにはお薦めしたい車です。

次回からは、もっと具体的に軽自動車ワールドをご紹介していきたいと思います。

軽自動車増税?

第6回メインテーマ 軽自動車増税?

まずは、06/9/24の読売新聞記事より
>大阪トヨタ自動車(旧大阪トヨペット、トヨタの100%出資子会社)で、社員やその家族、取引業者に中古車を販売したように偽装して販売台数を水増しする「架空販売」や、虚偽登録や車庫法違反の「車庫飛ばし」が、中古車販売の全11営業店で繰り返されていたことがわかった。
わかっているだけでも5年間で238台の架空販売と、約2000台の車庫飛ばしがあった。


売上げ870億の大企業がやりたい放題です。

しかも、TVなどでの取り扱いはなし。
もちろん、日経が取り上げるはずもなく。
広告費と言う名の「みかじめ料」というのは、すごい力なのですね。
これがもし三菱だったら、とんでもないバッシングになっていることでしょう。

購読いただいている方は、この事件で私が言いたいことの予測がついていると思うのですが、
ひとつは、ディーラー(しかもメーカー直系の完全子会社!)で、こんな程度。ノルマ・ノルマと数字を追い込んで、粉飾する、世間を、株主を騙すライブドアみたいなものなのだということ。

そして、どうか新車ディーラーは新車だけ売っていてくださいということ。

でも、一般ユーザーは看板や、TVCMや、提供番組のイメージ戦略に洗脳されて、
「ディーラーなら安心。」
「高値で買わされる、損をするはずがない。」
「壊れるはずがない。」
「トヨタの看板を背負った営業なら車代を持ち逃げするはずがない。」
って思っているのです。

業界の中小・零細企業のみなさま、力を合わせて立ち向かっていきませんか?
『チーム・車屋マイナス50%』というスローガンで、一致団結して大企業に対抗できる「みかじめ料」を払い、イメージ広告を流し、集客していきませんか?(え?!そっちかよって?)


すみません枕が長くなってしまいました。 軽自動車です。

現在好調な軽自動車市場の勢いを止めようという動きがあるという話です。実は狙ったわけではないのですが、トヨタです。
ダイハツを子会社としているトヨタですが、トヨタは扱っていません。
そこで、近年の軽自動車のシェア拡大を良く思っていないようです。

ただ、軽自動車市場を抑制して、子会社ダイハツの業績が落ちてしまうのは困ります。そこで、トヨタはどうしたか?
ダイハツを、普通車でも利益を出すメーカーに変換させようとしているのです。
まずは、トヨタの車を作らせています。パッソはダイハツ ブーン。ラッシュはビーゴ。bBはクー。すべてダイハツの生産です。さらにこれを海外で売ろうとしています。
ダイハツは、軽自動車に頼らなくてもいい企業に変身しているのです。

すでにトヨタは、去年くらいから「現在の、軽自動車の税制優遇を廃止しろ」と政府に働きかけていています。

そして今年5月、自動車税の税率は、「課税権者である都道府県が標準税率を超えて制限税率の範囲で独自に定めることができる」のですが、その制限税率が現行の1.2倍から1.5倍に引き上げられることが決まりました。

例えば、排気量1.5Lの自家用乗用車の標準税率は3万4500円だから、都道府県によっては1.2倍の41,400円、1.5倍の制限税率を適用すると51,750円まで引き上げることが可能なのです。
これは、一般にはあまり知られていません。
というのも、現在の1.2倍の制限税率を適用している都道府県がないからです。

でも、現在自家用乗用の軽自動車税は7200円ですが、1.2倍の8,640円を適用している市町村が30弱あるのです。
おそらくこの市町村は、来年度から1.5倍適用で10,800円になることでしょう。

軽自動車税以外には1.2倍の制限税率も使われてないのに、なぜ1.5倍を今決めたのか?
軽の増税を狙ったものとしか思えませんよね?!
来年度一斉に10,800円に足並みを揃えてくるかもしれません。

軽自動車という文化

第5回メインテーマ 軽自動車という文化

第3回で触れた、「東京スター銀行のATM手数料」は、三菱東京UFJの圧力に屈することになってしまうようです。
さらには20日「KDDIが、来年から固定と携帯電話の利用者に全額(1回線あたり月7円)を転嫁する方針を示した。」というニュースで初めて知ったのですが、NTTの固定電話の赤字(05年度分、約153億円)は、国民が負担しろ!ということが、決まっているらしいですね。

大企業は、やりたい放題です。

こんな一般消費者無視の業界にならないように、クルマ業界は中小・零細企業が力を合わせましょう。


さて、今回から連載物をやりたいと思います。それは軽自動車の特集です。
「チーム・マイナス6%」でも、
「環境の為に今の生活をガラッと変えましょう。」と言っても簡単にはいきません。そうではなく一人一人がちょっとしたできることを実践し、みんなで取り組んでいこう。
とあります。

車に乗るのを止めましょうとか、車を所有するのを止めましょうというのは、難しいので、なかなかプロジェクトにならない。ということです。(カーシェアリング、平日無制限レンタカーなど、新しい事業は出てきていますので、そのうちやります。)


そこで、ちょっとした「適当な妥協点」ということで、軽自動車をおすすめしたいのです。

車は、基本的に軽い方が燃費は良くなります。
ただ、軽くすると、「乗り心地が安っぽくなる」、「エンジンを大きく出来ない」、「走りに不満が出る」、などが出てきてしまいます。

それが、軽自動車だと「軽だから。」と妥協が出来るのです。
また、モデルサイクルが長くても、装備が安っぽくても、「軽だから。」と妥協が出来るのです。

この妥協が、環境にいいんです。

本当は、お買物やお迎えの時に車で行かずに、「歩こう。」と妥協するとか、
「実際車に乗っているのは、月に15時間もないのだから、車を持つのを止めよう。」と妥協する方が、断然環境にいいのですが・・・。


今日の軽自動車市場のスタートは、76年に排気量が550ccになり、アルト、ミラという現在も名前が残っている車達が登場した頃と言ってもいいでしょう。
それまでなかなか増えなかった軽自動車の保有台数が、76年の550万台から順調に伸びて、現在2300万台が日本で走っています。

100世帯当たり普及台数も、77年には100世帯に15.9台でしたが、660ccになった90年には34.8台、06年には45.8台になってきました。

ここまで普及してきたきっかけとして、98年(8年前)の幅8cm、長さ10cmの拡大、
そして、00年(6年前)の最高速度80キロ制限撤廃は外せないでしょう。

幅の拡大は「安全性の確保に当てる為」ということだったのですが、これによって安全性はもちろん、居住性や、乗り心地が確実に上がりました。

さらに、80キロ制限が撤廃されてから登場した車は、明らかにトルク特性や乗り心地、静粛性が高速走行用にセッティングされていますので、長距離走行もこなせるようになりました。

このような歴史を辿ってきた今の軽自動車は、妥協なしでファーストカーとして検討される方も増えているようです。


また、車重が800キロ前後の軽自動車は、それだけ使われている部品や鉄板が少ないということですから、同じ1台でも環境にやさしいです。(ちなみにリッターカーは1t前後、2L以上の車だと倍以上の車重になります。)

さらに、軽自動車は部品が安いので、「交換して乗ろう。」と思えるのも環境にいいところ。
「オートマの載せ替えが30万円です。」と言われると買い換えを考えてしまいますが、「7万円です。」と言われるとそのまま乗る人も多いです。
もともと「安い車を買ったのだから」と、多少ガタがきても妥協できますし。

ということで、環境にやさしい車業界を提案している「チーム・車屋マイナス50%」では、軽自動車のシェア拡大を提案していきたいと思います。
そこで、軽自動車の連載をしていきます。
次回は、現在好調な軽自動車販売の流れを止めようという動きがあるという話です。
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